役割
衝撃だったな。
東京からの出張帰り、新幹線の中で「宮迫・亮の会見」の内容をネットでみた。
考えさせられるね。
TV局、圧力、そんなものが見え隠れする業界だ。
スポンサーに嫌われることを言えば、干される。
報道番組でプライドをもって「真実を伝えるんだ」と使命感をもって仕事をしていても、いとも簡単に「圧力」で仕事をさせてもらえない。
仕事をする、対価として「お金をもらう」。その「お金」は誰が払ってるのか?
TVを僕たちはタダでみている。お金は払ってない。そう、TVCMのスポンサーからお金が出てる。そのお金でTV番組が制作できている。
そのお金の発生元に意見ができるのか?意に反することが出来るのか。理屈を突き詰めれば逆らえない。
悔しいね。つらいよ。金が一番偉いのか?ってなる。でも、お金もらえないと生活が・・・・。
ん?お金ってそんなに必要?そもそも。お金を欲しがるからお金という存在が大きくなるの?じゃー放棄すれば・・・。
ホリエモンは言っている。今の時代は「大丈夫、食える」と。
東京出張の某講演者の経営者のM&Aの話を思い出す。
《僕たちは「営業」が強い会社だ。そして彼ら(買収された側)は「技術力」をもっている。
どちらが偉くて・・・という話でなくて、お互いの「もってない」ところを補い「強い」ところを発展させる》
それがお互いの会社にとって最大化する、幸せになれることを語られていた。
そう、全部自分でやろうと思うからダメ。自分を知って、立ち位置を見据え、自分の役割を見据えて「誰と仕事をするか」を考える。
芸人・・・芸人しかできない。「芸」が一番の武器だ。会社の社員には出来ない。でも、番組は作れない。
社員、経営者・・・芸は出来ないが、芸人に仕事を作ることは出来る。スポンサーからお金を集め、芸人に報酬を払える。
芸人には出来ない。
組織としてまわしていくには、お互いに役割を尊重することが大事なんだろうね。
それでも価値観が合わなければ、組織を離れるしかない。大事な事は「組織を離れても自分を大事にできる状態、環境を作る」ことだと思う。
それしても・・・・・・・・・宮迫、亮の暴露から始まった騒動。
これはユーチューブより面白い(笑)
ワクワクするね、不謹慎だけど。だって社会の仕組みが、働き方が・・・変わろうとしてる。
外野の僕の立ち位置から期待することは、「やれやれ!和解なんてしないで、とことんお互い主張をやってくれ」と思う。
大組織が負けるとことも見たいし、プレイヤーが凹まされるところも見たい気がする。
2019/07/21