ユーチューバー
数年前、嫁が聞いてきた内容を馬鹿にしてた。
なにやら友人が子供(小学生)に、将来の夢を聞いたら「ユーチューバー」と答えたらしい。
当時、何それ?って言葉自体しらなくて、聞けば「馬鹿な事をやって動画をネットに上げて稼ぐ」という仕事だという。
あーあ、その子、将来ないわ。可哀想に。楽な方にばっか走って、何も得られんわ・・・・と。
2年程前だったかな、某会の特別講師がUUUMの鎌田社長だった。
その時に、ユーチューバーの凄まじい影響力を知った。
自宅のTVのリモコンに「YouTube」ボタンがついてから、僕はTV番組よりもYouTubeを観る時間の方が増えた。
いつも、嫁に批判されるが、だって・・・・・みたい情報が見れるんだもん、簡単に。
ゴルフスイング、車、昔の映画、ネット集客 ・・・こんなコメントをマイクに話すだけで、次々の関連動画が出てくる。
そこでヒントを拾って、ネットでググることも増えた。
最近、ユーチューバーのラファエルって人とヒカルという子の動画を見た。
ラファエルって仮面をした人が、「ドンキホーテの社長にベンツをもらいに行く!」って企画で
本当に本社に訪問して、社長のベンツをもらったり、
ヒカル君という人はDMMの本社に訪問して企画提案し、最終、社長にも会って承諾をもらう。
その時間、30分かかっていない。
この人たちの収入は、確かにすごいみたいだけど、興味深いのは考え方が面白い。
「面白いことをやりたいんだ」「みんなが興味あることを代表してやってやるんだ」・・・・
俺達は、すごい「影響力」があるんだ という【存在価値】に絶対的な自信を持っている。
自分の価値を限界まで生かし、大企業に対しても自分の価値を高めながら企業側にも知らしめメリットを与える。そのことがユーチューバーという職業自体の価値観を変える事に繋がる、
いや、「学歴」というハードルさえ、越えられる【夢】を与える!という社会的意義にも挑戦している。
そりゃ、刺激的な動画です。僕が今の小学生だったら絶対、「超カッケー!俺もなりたい!」って思ってると思う。
そりゃ、スポンサーの事を考えて番組を作ったり、コンプライアンスを考えすぎて面白い事に挑戦できなかったりしてるTV番組が勝てるわけないよね。
いやいや、参ったなぁ。
ウチの会社の宣伝してよ、って言ったら〇百万円は払わなきゃダメなんだろうな・・・。
もう、ユーチューバーになりたいって聞いても絶対、バカになんてしません。
僕もなりたい(笑)
2019/05/05