経営について 其の五
僕は、ホリエモンが好きじゃない。
特に、毎日満員電車に乗って頑張って仕事をしているサラリーマンを馬鹿にしているようなトークをyoutubeで見かける時、
それは違うだろ、自分の価値観で偉そうに喋るなよ、と思う。
それでも、youtubeのホリエモンチャンネルを見て「なるほど、フムフム」って納得してる僕はなんなんだろう(笑)
たしかに、人と違う観点で物事をみてる。
『アパレル業界ってレッドオーシャン(血の海)だと思ってたけど、なんだ全然、ブルーオーシャン(青い海)じゃん!って思った』って
アパレル業に参入して感じたことを話してた。
競争が激しく、血で血を洗う儲からないビジネス業界だと思ってたけど、ブランディングや戦略で<誰も居ない一人勝ちが出来る>ビジネスモデルが出来るという意味だと理解した。
ということで「其の五」 参入障壁を創る
私たちの業界に限らず、どんな業界にもライバルがいる。そして、巨大な力をもった競争相手が参入してくる可能性がある。
かつて、街の商店が大手デパートなどに街のお客様を奪われたように・・・。
大手にしか出来ない事がある。その一つは「お金」。
巨大な資本と信用力でメーカーから商品を仕入れ、大量に安く販売する。零細の商店にな絶対出来ない商法で攻められたら太刀打ちが出来ない。
じゃ、零細企業の戦い方にはどんな事が必要か。
零細商店は全国で商売しようとは考えてない。
『この街で商売』が出来ればいいんだ。
参入障壁を創る、それは「金」だけでは無い。金以外に「自社しか出来ない事でお客様に選ばれること」を追求する。
これが出来れば、「安さ」を売りにする必要はない。
これが【ブランディング】というものだろう。
〇〇って言ったら、あの会社しかないよね。そう言われたい。
SNSが発達してきてる今の時代、口コミで一気に拡散されるネタを創るしかない。
それは「あの会社のスタッフさんは、全員元気良くてサービス精神は、他社と全く違う!素晴らしいよね、感動したよ!」という人であったり
「あの会社の商品は、レベルが違う。だって、ありえないぐらいこだわって作ってるもん、だから当然、価格も高い。それでも価値があるよね」という商品かもしれない。
他社が真似が出来なくて、お客様から選ばれるもの。そんなものを確立していくことが、敵に勝つ為の参入障壁を創るということだろう。
・・・・・・・それにしても、最近、TVをみるよりyoutubeをみてる時間の方が増えたな~(笑)
2019/04/04