経営について 其の二
昔、ブログに「創業社長は、誰でもなれる」「少しの勇気と少しのお金を準備するだけ」と書いたのも覚えている。
確かに、焼き鳥屋さんでもラーメン屋さんでも、誰でも自分自身で借金できれば社長になれる。
「継続して、事業が存続、成長できるか」という問題は別にして。
一方《サラリーマン社長》は、勇気や根性だけでは出来ない。
それはスキルだったり人間性であったり、客観的にみて「認められた、選ばれた経営者」でなければいけないから。
そういう意味では、僕は完全に前者。
ちょっとリスクに対して怖さを感じる感性が乏しかっただけ。
今の僕なら、当時の僕のスキルや環境だったら絶対に起業なんてやってない。
なんとかギリギリで20年やっただけで偉そうに語るのも恥ずかしいが、20年という年月を評価してもらえればありがたい。
ということで「其の二」。 経営者に必要なこと、環境。
必要なこと、それは「運」。
間違いなく僕は「運」をもってる。例えば、<人>とのつながり。いつも誰かが助けてくれている。アドバイスをくれる。
誰かを陥れよう、とか姑息な発想をしていれば「運」からは見放される気がする。
やばい!って状況も今まであったが、ギリギリのところで踏ん張ることが出来た。これは運だ。
必要な環境。
それは、「信頼できるアドバイザー」。
身内でもない、ライバルでもない。損得なく本気でアドバイス、意見をしてくれる第三者。
私には、そんなアドバイザーがいます。ピタットハウスネットワーク 元社長の寺本氏です。
もう何年来の付き合いになるのだろう。
定期的に会社にも来て頂いてるし、しょっちゅうお酒の付き合いもしていただいている。
いくらでも師匠に相談すれば業界の潮流や最先端の情報が取れるし、客観的な鋭い指摘もしてくれる。
師匠を通して、たくさんの経営者仲間が出来た。本当にありがたい。
経営判断は、最終的に全部、自分。結果は自己責任。
当然、誰のせいにもできない。
その重要な判断する時に必要なことは、損得抜きのアドバイスや判断する為の情報。
この環境があるのとないのとでは、全く違うんじゃないかな。
経営者は毎日、様々な不安と背中合わせだから。
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・・・・・・其の参 ってあるのかな?・・・・ネタギレの場合はお許しください(笑)
2019/03/15