経営について 其の一
社内の20期の経営方針説明会で、今期からの取組みの一つとして【経営陣の育成】というテーマがある。
ワンマン社長の私だが、現場の一つひとつを把握しているわけでもなく、最良なのは全員が経営意識をもってもらうこと。
意識だけでなく、家族経営は全く目指してないので本気で社内から経営者を育てたいと思ってる。
これは、いわば会社の出口戦略だ。すぐにではないけど、間違いなくその時期は来るのだから。
そうはいっても『明日から〇〇君、社長やってね』といって出来るものではない。
なので、少しずつでも経営について、経営者の仕事について、語っていかないといけない。
社内で『社長』を見出すことが出来なければ社外から迎え入れる可能性もある。
会社に生活を預けてくれている社員全員の為になるのなら【友好的M&A】で優秀な会社にバトンを渡すという選択肢もあるかもしれない。
でも、やはり当社のカルチャーを育んできているスタッフに期待したい。
幹部会議では、遅すぎるが『損益計算表』で経営の数字を公開することをスタートさせた。
「考えろ」って言っても、ベースになる数字が見えないと考えようもない。
経営感覚をもて、って言っても「経営者の仕事」が何かを判らなければ、その感覚を持てるはずがない。
だから、少しづつ伝えていこう。
このブログでも少し紹介させてもらえれば私が日々考えていることも伝わるかもしれないな。
ということで「其の一」。経営者の仕事とは・・・・
①5年後、10年後のことを考えること。
社長は社長の仕事に専念し、経営陣、マネージャー達がそれ以外のことを徹底的に考え、実行していく組織作りが理想だ。
②最終、全部の責任を取ること。
誰のせいでもない。スタッフの失敗もその仕事を任せた社長の責任。
③環境づくり 仕組み作り
エアコンの効いた快適な環境、という意味じゃない。
『やりがいがある』『達成感がある』『自分を考えを実現できる』
そんな会社にしたい。
「自分の成長が会社の成長につながる」
そんな会社は「個人」にとっても「会社」にとっても、きっと幸せになれるはず。
④投資すること
戦略を立てて借金してでも、リスクを覚悟して投資する決断は社長しかできない最大の仕事
まだまだありそうだけど、今、頭にうかぶのはこんなとこかな
2019/03/15