戦争
25年程前、会社員だったころ優秀社員だったので(笑)ハワイ旅行に参加したことがある。
当時は、当然インターネットなどなく、本屋さんでハワイの本を買うのだが、内容には真珠湾・パールハーバーは定番だった。※行ってないけど。
今は、ネットでもツアーにも探さないと出てこないぐらいだ。
2年前に嫁のお義父さんと参加したとき、その当時のことにめちゃくちゃ詳しい日本人のガイドさんは
『今の日本人観光客は、買い物ばかりで歴史に興味をもっていない!アメリカ人や他の国の人ばかりだ。歴史を知らなさすぎる!』と嘆いてた。
たしかに、日本人の比率が少なかった。
今回、お義父さんが行きたかったと言ってたサイパンを訪れた。
博物館とかそんなものじゃなく、本当に戦車や大砲、司令塔跡などがそこら中にあり、日本人ガイドさんの丁寧で詳しい説明で当時の兵隊さんの光景がなんとなくだがイメージでき、「なんで戦争なんて・・・」と感じた。
TVのニュースやネットで中国、韓国、尖閣諸島の問題などが語られている。
たしかに、やりたい放題やられるのは腹が立つ。
気分的には、威勢の良いことも言いたくなる。
でもリアルの大砲を撃ち込まれた跡の現場を訪れると・・・・人の死にざまをイメージすると・・・・。
だからこその「抑止力」が必要なのかもしれない。
そんなことにならない為の。
自分が死ぬのは、覚悟を決めて納得できるだろう、たぶん。
でも、自分の子供や孫、家族が戦争に巻き込まれることを考えると、とてもじゃない。
俺が守る!なんて物理的にムリだ。大砲の玉なんて飛んできたら守れない。
たくさんの慰霊碑が建っていた。国の為に戦ってくれた兵隊さんを想い。
今、関空からは直行便は飛んでない。グアム経由なので時間もかかる。
東京からは直行便が飛んでるらしいがデルタ。日本の飛行機じゃない。
なので観光客は中国、韓国の人が大半。ホテルも中国、韓国系になっていってるらしい。
日本人はすごく減ってるんだって。
寂しいな。
『戦争を感じる・考える』
そういう意味でサイパンなど戦争地を体験することは悪くないと思う。
たしかにグアムの方が買い物は楽しいけど。
大切な事だと思うんだけどな~
2016/11/27