マイナス金利
借りた方がいいの?買った方がいいの?
当社は賃貸も売買もご提案させて頂いてるので、このような質問が今からも増えるだろう。
なので、社内報的にも発信しておく。
『どちらが良いとは、私共は言い切れません』というのが本当のところだ。
なぜなら、そのお客様の置かれている環境、お仕事、家族構成、ライフスタイルとしての考え方によって大きく変わるからだ。
転勤の多い方。長男でゆくゆく親御さんの実家で住む予定の方。賃貸住宅の家賃補助がある方。自由に住み替えを繰り返したい方。ほんとうに様々な要素がある。
ただ、不動産のプロとしては、ヒントというかお客様の判断材料になるようなことは提供しなければいけないし、詳しくお聞かせ頂きながらお客様に寄り添そったご提案はさせて頂けなければいけない。
『家の購入の為に、数千万円も借りたら借りた倍以上の金額を払わないといけないぞ、もう少し頭金、現金を貯めてから買いなさい!』
20年前は、親御さんからこんなことを言われた人は多い。
それは事実だ。
バブルの頃は、住宅ローンの変動金利で8.5%、固定で5.5%の時代。
そして、逆に郵貯に定期で預けてたら10年で2倍になった時代。
その頃は、預けて増やして。。。の理屈が正しかったかもしれない。
しかし、今は!・・・・・・・・・・・・・・
変動で1%を切った。預けても全くと言って良いほど増えない。
ましてや住宅ローン控除で年収の1%が返ってくる。借りた金利より国から返ってくるお金の方が多くなる理屈だ。
お金を貯めるまで賃貸住宅に住む『家賃総額』は、いくらかかるだろう?
少しでも早く住宅ローンを借りて、わずかばかりの金利を払った方が、ずっと得な計算になる。
他に、団信という<家族を守る>という一家を構える男性にとって、いや、奥さんや子供さんにとって、安心できる保険もある。賃貸ではありえない。
60歳、定年を迎えても家賃はかかる。
早く、ローンを完済すれば、老後の住まいにコストが、かからないという老後のメリットもある。
・・・・・・・・・・・・少し、長くなりそうなのでこれぐらいにしておこう。
買うことの利点は増えている。買う前提の賃貸暮らしも、その後の購入計画も当社は万全の態勢でご提案させて頂きます!
2016/02/16