ちょっといい話 12
洗い物するときにゴム手袋するようにしたら
大分手荒れがマシになってきた中井です
今日も外に出るのがイヤになるほど寒いですね
我が社でも誰々とは言いませんが、ズボンの下にモモヒキ(古い
)を
履いている人がいますが、私はなんとか履かずに頑張ってます
いきなりですが、毎回恒例のちょっといい話スタートです
ちょうど十年前のセンター試験の日のできごと。
当時の私は、田んぼに雪が降り積もっているとある田舎町に住んでいた。
あたりは見渡す限りの山に囲まれていて、高層ビルなんかも見当たるわけがない。
私はいつも始発の電車で仕事場に向かっていた。
その日もいつものように始発に乗っていたところ、急に電車が停車した。
なんでも、吹雪の影響で電車がこれ以上進むには危険だそうだ。
そのアナウンスを聞いて、乗っていた一人の女子高生が騒いでいる。
携帯電話でどこかにかけていたが、切るとすぐに青ざめた表情になった。
30代くらいの会社員らしき男性が「どうしたの?」と声をかけると、
「センター試験まで間に合わなくなっちゃったんです」と、
涙ながらにこぼした。
電車は動く気配もないし、こんな朝っぱらから通っている車もない。
会場のある隣町までは、この電車でぎりぎり着くかどうか、というところであった。
私は手の打ちどころがないと思っていたら、その会社員が無言で
携帯電話を取り出して、どこかに電話をかけた。
話し終わったら、女子高生へこう告げた。
「今、家内に事情を話したら今すぐ来てくれるそうだ。
五分もあれば迎えが来て、会場まですっ飛ばしてくれるだろう」
彼女は泣きながら会社員にお礼を言った。
そうして数分後に迎えが来て、運転手さんに事情を話しておろしてもらい、
会場へとのせてもらっていた。
終始女子高生は会社員にお礼を言ったが、会社員は
「お礼を言う暇があったら、勉強しておきなさい」
と言うほど冷静であった。
それから毎年この時期が近付くとこのことを思いだすけど、
今まで生きていた中で一度もあの人ほど「紳士」という言葉に
似合っている男性は見たことがない
もうひとつ行きます。
今日家に帰ってる途中、俺を追い抜いたと思ったバイクが数メートル先で派手
に転んで、そのまま更に数メートル滑っていった。
そんなに速度も出てなかったろうに、何事かと急な出来事に呆然としていたが、
バイク乗ってた人が起き上がり、こけた辺りまで歩いて戻って、
「…てめぇ、何でこんな道の真ん中にいるんだよ、蟷螂の斧ってか?」
「あーいてえ…。バイクどーしてくれんだよ、ったくよぉ…」
「二度はねーからな。次ぜってーお前避けねーからな」
と文句言ってため息ついて、うめきながらバイク起こして去って行った。
見るとカマキリが道の真ん中でシャーってやってた。
口ではああ言ってたけど、多分あの人はまた踏み潰すよりこける方を
選ぶと思う…。
いかがでしたか。
それでは又、次回お会いしましょう
2012/01/23


