経営について 其の参
昔、ピタットハウスネットワークの大阪での社長会、ある社長が言ってたことを思い出します。
『昔、私は酒屋に入社したんだけど、入社三日目で「絶対、ワシ独立して一国一城の主になったる!」って思ったもんや』と。
すごいパワフルで、僕たち若造の経営者のことを常に心配してくれてた方だった。残念ながらお亡くなりになられたそうだが。。。
僕は根性はなかったが鉄工所の次男坊という環境で育ったせいか、いつかは独立できる!って楽観的に思ってた気がする。
29歳だったと思う。
もうええわ、勤め人は。自分でやる、なんとかなるやろ。 そんな軽い気持ちからのスタートだった。
バカだからリスクはほとんど感じてなかった。
ということで「其の参」。経営、起業のリスク。
あくまでも僕の考えなので、正解じゃないことを承知しておいてほしい。
まず、父親に保証人になってもらって信用金庫から1000万円の借入。※僕に貸したんじゃない、父に貸したんだ、という空気満々・・
・不動産業を行う為に協会に入る。今は安くなってるようだが、当時、200~300万払った気がする。
・事務所を借りて敷金はらって、工事して、備品のカウンター、電話、コピー機、書庫などで300万程度。
・嫁と二人でオープンして、半年。。。一年。。。
。。。あれ?1000万のお金がもう200万も残ってないぞ。どーしょーーー、これは、いつまでもつんだろう・・・・・。
事業計画も何もあったもんじゃない・・・・。ダメだよね、こんな奴にお金貸したら(笑)
こんな一年目から、22年程度やってきて、なんとか会社のカタチになってきたんだけど、僕と同じスタートは切ってはダメ。
心に留めとく事、覚悟しておくこと
・リターンを期待するならリスクは覚悟する。当たり前。リスクも覚悟しないで儲けようなんて虫が良過ぎる。そんな考えだと騙される。
「儲かりまっせ!全然、リスクないんやから。そんで濡れ手に粟や、やらんと損するで」。
こんな言葉に心を揺さぶられた時点で失格。退場。出入り禁止。
ハイリターンには必ずハイリスクが伴う。 ローリスクしか覚悟できなければリターンも小さいのが普通。
・倒産、その言葉をいつも覚悟しておく。
昔、たまに行ってたお店の店長(経営者さん)が、店を倒産させて僕のところに「雇ってくれんかな」と相談に来られたことがある。
当時、増員の予定もなかったのでお断りしたが、聞けば『会社をこかした(倒産)人、って烙印おされてるから誰も相手にしてくれない・・・』
って話をされた。実力があれば、そんなことも無いとは思うんだけど、やはり【実績】としてはマイナスだよね。
今まで、「社長!」って声をかけてくれてた人が、「誰?このおっさん?」って言われるぐらいの覚悟はしとかないと。
倒産したときの惨めな自分の身の振り方は、イメージしておく。それが覚悟できてたら、怖さは薄れるから。
・いつかは、そんな結末がある、って考えた時、「タナボタ」の儲けは要らないよね。
いや、お金は欲しい。一時的にでも、儲かる話は嬉しい。
でも、その一時的なものに期待することは疲れるし、続かない。
だから「戦略的」に、売上げを作らなければ。
なぜ、儲かった?それは、この課題をこうやって克服して、今後もこうやれば・・・・っていう実績と言う財産を作らないと。
その為には、何が必要か?課題発見の為の元になる【データー】。。。。。長くなるのでやめよう(笑)
とにかくタナボタは期待しない。でもデーターを取る為の【実験】は必要。実験なんだから出来るだけコスパが高い実験を。
こんなことを書くと「入社3日目で社長になりたい!」なんて思わないかな(笑)
脅かす目的で書いてるんじゃない。
知って覚悟が出来れば、後悔する可能性はずっと下げられる。僕レベルの人への経営指南マニュアルはおそらくアマゾンで売ってない(笑)
さて、其の四までいけるかなぁ~
2019/03/22


