ガリレオって何だ?!
当社とBWリノベでコラボして頂いてる設計士さんのデザイン力は、素人感覚からは突き抜けている。
長い間、不動産業にいると《普通》の間取りや《無難》なものに安心感を感じてしまう。
過去、3件のBW物件の依頼をした、デザイナー建築士の山下氏は多くを語らない。
デザインや間取りの意味、設計の意図しているところを聞けば説明してくれるが好んで積極的に・・という感じは無い。
何故なんだろう、もっと深く考えて創ってる気がするんだけど・・・、だったら教えてほしいな、お客様に説明できるから、と感じてた。
クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」をみて少し腑に落ちた。
レコード会社の重役が彼らの曲の聞いて、わけわからん!と怒りながら言った。
「なんだ、この曲は!そもそもガリレオ!って何だ!?」
そりゃそうだ、わけわからん曲を素人が聞いて感じた素直な感想なんだろう。
そしてこの曲は最高の出来だ!と自負しているメンバーの一人が、答えた。
「詞の解釈はリスナーに委ねる 過度な説明は神秘を失わせる」
そうなんだ。山下氏もそう考えたのだろう。
それを理論的に語ったところで、何になる? 自己満足?俺はこんなに考えたんだぞ、すごいだろって?
違う!そんなんじゃない!
完成物件をみたお客さんが「どう感じるか、それはリスナーに委ねよう」
押しつけではなく、どう解釈してどんな生活をイメージをするか お客さんによって様々だろう。
すくなくとも、私達は最高の作品だと感じてる。
そんな突き抜けた(僕たちがそう思ってるだけで設計士さんはそう思ってないと思う)デザインを図面段階で出来るだけ感じて
クオリティ高く、現場でカタチにできる演奏者、建築士が6月から当社のメンバーに加わってくれた。
また改めて、HPなどに紹介しますね。
2019/06/02