寂しい人
清原・・・怖いね、クスリ。
僕の周りの人間には絶対に手を出してほしくない。
一度、清原がクスリで倒れた時、大事にしてたお母さんが『お前がもしクスリをしてたらお前を殺して私も死ぬから!』といったらしい。
あんな強面の男でも、お母さんは大事にしてたようなのに。
後輩想いのスゲーいい男だったという話も報道されている。
中学、高校も野球漬け。野球馬鹿。それしかやってこなかった。天才の素質だけであれだけの結果は残せない。
それだけ、野球漬けだったんだろう。だから、それ以外の事は学ばない。学ばせない。常識を教えない。
だから、こうなった。
プロの球団は、『勝つこと』『打つこと』『遠くへ飛ばす事』。そんなことしか教えない。教える必要もないかもしれない。
会社って『売る事』『貸す事』『数字を作る事』『利益を生み出す事』だけを教えることが重要なのか。
プロ選手を育てる会社も社員を育てる会社も
『自分の仕事』を通じて、何がお客様に喜ばれるか?会社に貢献できるのか?
自分が家族の為に成長できるのか?守れるのか?自分の人生を振り返った時、〈やってきてよかった〉と言えるのか?
そんなことをしっかりと伝える義務を背負ってると思う。
もっとも、『かんけ〜ねーよ、ウザイな~』っていう人にまで伝える義務も責任もないんだろうけど。
仲間と一緒に<結果>を出すことに共に戦う、励ましあう。
切磋琢磨できる仲間やライバルがいる。
学生時代、共に戦い感じたチームワークはスポーツ選手だけでなく、会社員になっても同じ経験が仕事を通じて出来る。
人は自己評価をしたとき、3割増しだという。
周囲の人に評価されたものよりも、自分が自分を評価したら30%高いらしい。
これは、誰にでもいえる事だという。
もっと、謙虚に人の意見に耳を傾けて、言ってくれることに対して感謝の気持ちがあれば、寂しい人にならなかったのに・・
2016/02/15