重要事項説明について
こんにちは(^○^)小西です。
前回は「賃貸物件の選び方について注意すること5選」を御紹介させて頂きましたが
今日は「賃貸物件の契約時に必ず行う重要事項説明(略ジュウセツ)」について書いていこうかと思います。
まずは、、、その契約大丈夫ですか?
賃貸借契約が完了してから問題が発生しても知らなかったじゃ済まない場合もあるので
注意することをまとめていきます。良かったら参考にしてください♪
重要事項説明(略ジュウセツ)は宅地建物取引士より説明を受けましたか?
賃貸契約を行う前に、契約条件などに関する「重要事項説明」を宅地建物取引士から契約者様に
行うことが宅地建物取引業法という法律で決まっています。
何故?と思われる方もいるかも知れませんが、これは国家資格保有者の宅地建物取引士が
責任を持って説明することにより入居後に金銭や内容相違のトラブルが発生しないよう
事前に説明を行い両者納得の上で契約をして頂くため必要になっています。
それに重要事項説明書は法律表現などが多く、意味が分かりにくいため専門職である宅地建物取引士が
説明をすることになっているのです。
そして、トラブルになった時に※事前に説明を受けたという証拠※として使われるものです。
理解しないままサインするのは危険です。何か不明な点があれば、納得のいくまで確認をしてください。
次に、重要事項説明書に書いてある主な内容ですが
・物件の表示(所在地・構造・面積など)
・物件所有者(登記記録に記載された氏名・住所、抵当権等の有無など)
・設備関連
・石綿使用調査の内容及び耐震診断の内容
・契約期間、契約更新について
・利用制限に関する内容(使用目的、使用規則等)
・契約解除、損害賠償に関する内容(例:短期解約の違約金など)
・ライフラインについて
・管理会社について
・特約について(所有者と契約者の間で特別に約束した事)
以上が主な記載内容になります。
全て大事ですが、この中で一番注意したいところは「特約について」です。
この特約に記載されている内容は賃貸契約書の条文より優先度が高く原状回復時の負担割合、
ハウスクリーニング、残置物の取り決め、フリーレントなど様々な内容が記載されています。
全てが有効とは限りませんがトラブルを避けるため、しっかり確認しましょう!
他にも重要事項説明書に書いてある内容について書きたいですが本日はここまで。
また次回に続きを書いていこうと思います。それでは(^^)/
2017/09/11