曖昧
今朝、3時頃目が覚めてそのあと、寝付けなかったのでテレビをつけた。
27時間テレビって番組で日本の歴史の紹介をしていた。
室町時代の「わびさび」の文化の話があり、そこで書院作り、床の間、・・といった日本建築についての説明もあった。
今の若い人に【床の間】って何か知ってる?って
質問するも知らないが増えているそう。
そーだよな。
賃貸物件にしても中古マンションのリノベにしても、和室って嫌われてるもんね。
古臭い、ダサイって。
でも、外国人の建築家は、素晴らしい!エキセントリックだ!と感じてる。
その外国人建築家が日本家屋で特に好きなのは「縁側」だという。
外国の建物では【中か外】がはっきりしてる。
縁側は室内か、室外かわからない。
【曖昧が素晴らしい】という。
イエス・ノーをはっきりしない。そういった曖昧さが日本人の悪いところだ という評価は昔から聞く。
しかし、その曖昧が素晴らしいと感じる人もいるんだな。
障子に映りこむ影や光は、ガラスではっきりと向う側が見えるより素晴らしいと。
最近、リノベのデザインスキルを上げようと北欧デザインとかヴィンテージな家具などの感性を磨こうとしてたのだが、
日本文化の「美」についても、改めて違った目線で見つめ直そう。
そう感じた早朝だった。
2017/09/10