100年の計
昨日、録画してた番組を観た。
明治維新時の住友のは話。
当時は珍しかったのかな?資本と経営の分離。
家長と言われる住友家代々の当主に対して銅山の支配人をしてた広瀬という人物が、会議において<100年の計>を語った。
他の役員達は目先の財務状況にしかこだわっていない。もちろん、金を持ってるだけの【資本家】の住友家 当主は何もわからない。
当時の住友は財政難だったようだが、銅山の作業工程が原始的で手で穴を掘って、掘ったものを人が運んでた。
でも、欧米では、ダイナマイトで穴を掘り、鉄道で運んでた。それほどの違いがあった。
そこで、まず外国人を雇うことを提案。
住友の役員みたいな連中に水をかけられ、怒鳴られても自分の考えを主張した。
日本の為!会社の100年先の為!を考えた末の訴えだ。
それにしても・・・・・その外国人を雇うには・・・
今の価値で月収6000万円! なに?年収7億2千万?
信じられない。。。
※ソフトバンクの孫さんが副社長に据えた外国人が165億か~、そう考えると安いか・・・。
その外国人に設計させたアイデアは素晴らしいものだった。(素晴らしくなかったら泥棒ですよね)
でも、そのあとの施工は外国人に頼らず自前でやった。日本人がやるからこそ、日本の為になる。
とにかく、いろいろ考えさせられた番組でした。
当社が出来る投資は、米粒みたいなものだけど<100年先>を見据えていきたいと思います。
2016/01/07